至福
生きとし生けるものすべて至福から生まれ、
至福に支えられ、
そして至福に向かい、
ふたたび至福と一つになる
~ウパニシャッドより〜
男力と女力でわたしが変わる: アーユルヴェーダに学ぶ性と生
蓮村誠医師のアーユルヴェーダの本。
未読だったものの中から、何冊も入手していまとてもとても関心を持って読んでいます。
男女の資質のこと
人生でのプロセスのこと
他の本でも拝読したことはありましたが、この本は、より人生全体での流れ、成長とは何か、男性らしく女性らしく自分らしくあるとは何かに触れられていて、いま読んでよかった良書です。
自身の人生を考えると共に、
いまこの世の旅立ちの日が近いだろう病床の祖母の人生、
70を迎えた父、迎えようとしている母、それぞれの人生やパートナーシップ。
様々なモデルを自然とイメージして読むことになるので、尚更響くのです。
特に祖母は、
いま、「ありがたいねぇ、感謝だねぇ」と泪するかと思えば、
97という高齢ながら、まだ生きる望みを持っていて、病床から元気になるということは起きそうもないことを悲しんでもいる。
その自然な在り方に寄り添いながらも、祖母の周りは徐々に純粋性をましたenergyが満ちてきているのを感じるのです。
至福に近づいているのかもしれない。
でも。
私たちはいつも至福にいることもできる、のですよね。
しみじみと冒頭の叡智のコトノハを
自身に響かせているところです。
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